後納郵便の料金がわからない! 特殊料金も一目でわかる料金表はこちら。
後納郵便の料金がわからない! 特殊料金も一目でわかる料金表はこちら。
【後納郵便とは】
注文書に納品書、請求書など、ビジネスの世界では毎日たくさんの郵便物が発送されています。そのすべてに毎回切手を貼っていたら手間がかかるということで、多くの企業が利用しているのが後納郵便です。いつも当たり前のように使っている人も多いと思いますが、いざ自分で出すとなると、実はよくわかっていないことに気付かされます。いつも色々教えてくれる総務のあの人は本日お休み。困った!
何をどうしたらいいかわからない。料金もわからない。どうする?! そんな時のために、このコラムでは後納郵便を差し出す際の準備と、正確な料金の算出方法についてご紹介します。令和5年10月更新の最新料金一覧もありますので、ぜひご活用ください。
【後納郵便の基礎情報】
後納郵便は、切手を貼らずに差し出すことができ、郵便で利用した1か月分の料金を翌月にまとめて支払うことができるサービスです。利用には毎月まとまった枚数の郵便を出すことが条件となり、普通郵便であれば毎月50通以上と定められています。まとまった数の郵便を出す会社ならおなじみの差出方法かもしれませんが、一方で差出には決まったルールがあるため、郵送業務を専門で担当している人や、慣れている担当者でなければ対応しづらいのも事実。また、郵便料金の計算は単純なようで簡単ではなく、正確な料金を把握するには意外と手間がかかります。
【差出ルールと後納差出票の書き方】
後納郵便を出すために必要なものは、後納差出票、郵便物、後納ビズカード、の3つです。なかでも特に手間がかかるのが、後納差出票の作成です。まず、郵便物の重さを⼀通ずつ量り、種別ごとに仕分けをします。次に、郵便料⾦表で料⾦を確認します。この際、郵便料金は「通常郵便料金+特殊取扱料金」で計算されますが、①封筒が定型か定形外か、②重量は何グラムか、③特殊料金は必要か、を確認する必要があります。料金が決まったら、それぞれ通数を確認し、ようやく後納差出票の作成ができます。なお、後納差出票は書式が統一されていないため、パソコンなどで自作しても問題ありません。「差出人名」「住所」「ビズ番号」「二次元コード」を印字しておくといいでしょう。
【取り扱い郵便局でのチェック】
後納差出票ができたら、次は郵便局員による内容確認へと進みます。後納郵便を発送できるのは、基本的には手続きをして承認を受けた取り扱い郵便局になります。その郵便局へ持ち込むと、郵便物と後納差出票の内容に間違いはないか、枚数や料金は合っているか、の確認作業がその場で行われます。ここで間違いが見つかるともう一度準備をして出し直すことになりますので、後納差出票は正確に間違いのないよう気をつけて作成しましょう。また、後納差出票は差出人が記載しなければならないということもお忘れなく。一連の作業が終わると控えがもらえます。これで、後納郵便の差出は完了です。
【詳しい人がいないと出せない“属人化”を解消したい!】
いかがでしょう。後納郵便が、実はさまざまな確認作業を必要とし、かなりの手間暇がかかっているものだということがお分かりいただけたのではないでしょうか。この複雑さは、ある程度の経験がなければかなりの時間と労力を割くことになるかもしれません。また、郵便料金が本当に正確に算出できているか、不安になる人もいらっしゃるかと思います。加えて、経費管理のために、部署ごとに経費を振り分ける必要がある会社も少なくありません。郵便重量や種別とは別に、部署ごとの種別・通数・⾦額も管理するとなると、もう気が遠くなるようなお話。総務のあの人の苦労が偲ばれます…。しかし、こうしたさまざまな問題を一気に解決してくれる郵便サービスがあるのをご存知でしょうか。それは『料金計器別納』です。
【部署ごとの面倒な経費振分けを解消】
『料金計器別納』は、後納郵便と同じ「郵便料金後払い」で、もっと誰でも簡単に処理できるのが特長です。日本郵便の指定する“料金計器”で郵便料金を郵便物に印字し、ポストへ投函できるサービスで、封筒に『後納郵便』と記載する必要がありません。後納郵便には、毎月50通以上の差出数が必要ですが、『料金計器別納』には下限がなく、あのわずらわしい後納差出票を作成する必要もありません。また、郵便料金を自動で計算できるため、「特殊取扱などの料金計算が手間」「部門ごとの利用状況簡単に管理したい」といった専門的な課題を解消。部課別の集計や月毎の料金一括後払いなど、経営や管理をする方にも多くのメリットがあることがわかります。
(料金計器別納の場合: 郵便料金計器を使用した部門集計レポートサンプル)
【郵便料金表】
【料金計器別納とは】
人材マネジメントを踏まえたさらなる負担の軽減や、社内のDX化に向けての検討を進められている場合にもオススメの『料金計器別納』。まとまった数の郵便を短時間で処理することができ、郵便料金が変わっても自動で更新されるため、いつも正しい料金を自動で算出してくれます。だから、もう間違えない。そして手間いらず。さらに、実務を担当している人にとっては重さを測ったり切手を貼ったりする作業が自動化されることで、本来の業務に集中することができ、全体の生産性も上がります。また、簡単な操作で正確に処理できるので、郵便専任者でなくても個々でその都度郵便を差し出すことができます。この便利な『料金計器別納』は、“郵便料金計器”を導入することで利用できるようになります。
【郵便料金計器の特長とメリット】
●郵便料金の自動計算
内蔵電子ハカリと料金表ソフトで簡単に郵便料金がわかります。
●郵便料金額の印字
計算された5桁までの郵便料金額を一度に印字できます。
●部門ごとの利用状況がわかる
料金額を印字する際、部門を指定すると部門別に通数と金額を集計できます。
●ポストに投函
普通郵便と速達郵便は最寄りのポストに投函できます。
発送に関する業務の効率が飛躍的に向上する『料金計器別納』。導入の際にコスト面が気になるかもしれませんが、月100通以上の郵便を出している企業・団体であれば差し出す手間の部分で効果が感じられるでしょう。また、費用管理での効果を発揮するケースもありますので、気になるという方はぜひこちらからお問い合わせください。これがあれば、総務のあの人も休みが取りやすくなるかもしれませんので…。
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1920年に設立された米国企業〈ピツニーボウズ〉は、『郵便料金計器』を開発した会社として知られ、その導入実績は世界200万社以上。国内外のシェアもNo.1を誇っています。