SendPro MailCenter1000で頻繁に封筒が詰まる
SendPro®MailCenter1000 で封筒の詰まりが発生した場合、こちらの手順で紙詰まりを解消し、紙詰まりを防ぐために推奨されるメンテナンス作業を行ってください。
影響を受ける製品:SendPro MailCenter 1000
問題
封筒の詰まりが繰り返し発生する、または頻繁に発生する。
原因
- トランスポートデッキに汚れや残留物がある
- 封筒の厚さの設定が正しくない
- 郵便物の積載前の封筒の準備が正しくない
解決法
システムで封筒の紙詰まりが発生した場合は、次の手順に従って紙詰まりを解消し、推奨されるメンテナンス操作を実行して、紙詰まりがさらに発生しないようにしてください。
封筒の詰まりを取り除く
- フィードカバー(a)とプリンターカバー(b)を持ち上げて、詰まった郵便物(c)を見つけます。
- フィードデッキから封筒を取り出します。
- 上部のリリースレバーを右上に引き上げます。
- 片方の手で下部リリースレバーを持ち上げ、もう一方の手で封筒を取り外します。
フィーダーの点検と清掃
- シーラーローラー(a)とプリンター入口のローラー(b)に汚れや残留物がないか調べます。
- 水を入れたスプレーボトルで水を吹き付けて、糸くずの出ない布を軽く湿らせます。
- シーラーローラーの汚れや残留物を拭き取ります。
- 上部のリリースレバーを閉じて、所定の位置にロックします。
- プリンタの搬送解除レバーを持ち上げて右に押します。
- プリンタデッキから封筒をすべて取り除き、湿らせた糸くずの出ない布を使用して、プリンタ入口のローラーとプリンタデッキをきれいに拭きます。
厚みと幅の設定・調整方法
- 厚み調整ノブをセットします。
- 厚さが 9.5 mm 〜 16 mm の郵便物の場合、2を使用します。
- ハガキや、厚さが 0.18 mm〜9.5 mmの郵便物の場合、 1を使用します。
- 厚さが 9.5 mm 〜 16 mm の郵便物の場合、2を使用します。
- フィードカバーとプリンタカバーを閉じます。
- フィーダーデッキのサイドガイド(a)を封筒の幅に合わせて調整してください。 封筒とサイドガイドの間の間隔(b)はおよそ 1.6 mmである必要があります。
- フィードデッキに封筒を載せる準備をします。
- 郵便物の処理を実行するときに、すべての封筒が同じサイズであることを確認してください。
- 平らな面の上で軽くたたいて、封筒の束を揃えます。
- 封筒の束を裁きます。
- 封筒の束を図のように傾けます。
- 封筒の束をフィードデッキに置く際は、フラップを下にし、封筒上端がフィーダーの壁にあたるように置きます。束が高くなりすぎないようにしてください。
- 郵便物の処理を実行するときに、すべての封筒が同じサイズであることを確認してください。
- 平らな面の上で軽くたたいて、封筒の束を揃えます。
- 封筒の束を裁きます。
- 封筒の束を図のように傾けます。
- 封筒の束をフィードデッキに置く際は、フラップを下にし、封筒上端がフィーダーの壁にあたるように置きます。束が高くなりすぎないようにしてください。
- 平らな面の上で軽くたたいて、封筒の束を揃えます。
さらにサポートが必要な場合は、コールセンターにお問い合わせください。
更新日: 2024年6月17日